
当社について
当社は、国際最高級ホテルの新ブランド「The Park Grace Hotels
(ザ・パーク グレイス・ホテルズ)」を立ち上げ、国内外での展開を目指しております。
新ブランドのホテルコンセプトとしては、外資系高級ホテルと一線を画する、日本発の
国際第一級ホテルとして、日本の伝統美を積極的に取り入れつつ、上質な食文化と最先端のホテルライフスタイルの提案を推進して参ります。
ご挨拶
ホスピタリティは全ての産業を変革する
近頃、よく耳にするようになった「ホスピタリティ」という言葉を、皆さんは、どのような意味で使われているでしょうか。
おそらく、ほとんどの方が、それは、「心のこもったサービス」であると答えるでしょう。
しかし、実は、それは「個々の嗜好、要望などを顧客の様々な状況に合わせて実現すること」であると定義するべきで、
20世紀型の効率的で、一過性的で、ステレオタイプな対応をする「サービス」とは、区別して捉えるべきだと考えています。
そして、この「ホスピタリティ4.0」こそが、IT情報化時代の21世紀において、極めて重要な概念となっているのです。
(下図参照:原語的ホスピタリティを1.0、サービス的ホスピタリティを2.0、IT時代におけるハイグレードサービスとしての
ホスピタリティを3.0、IT情報化によって熟成され、サービス概念を超越したホスピタリティを4.0とする)
「ホスピタリティ4.0」を正しく認識し、実現することは、ホテルや旅館などの業界に限らず、今や、病院や学校、製造業などを含めた全ての産業が顧客満足度を高め、市場創出を実現するために避けて通ることができない重要なマーケティングプロセスであり、「ホスピタリティ」を正しく定義付けし、理解しない企業は生き残れないという事態になっています。
なぜならば、インターネットの発達が生んだ情報化社会において、ある商品を購入しようとする場合、消費者は、ほんの10年前とは比較にならない程、多くの選択肢の中から選ばなくてはならなくなり、“客が企業を選ぶ時代”に突入しているからです。
また、最も注目すべきは、これと同様に、価値観の多様化によって企業は、消費者だけではなく、従業員に対しても同時に
「ホスピタリティ革命」を実現する必要に迫られています。これからは、20世紀のような“滅私”ではなく“活私”、つまり、従業員は自分の夢のために働き、それが結果的に企業の発展につながり、社会的“きずな”をもつような新しい関係性が望まれるでしょう。
ホテルは24時間365日、絶えず運営し続けるという性質上、実に様々な課題をも抱える場所であり、学ぶことも多くあります。
これらの運営実績を踏まえ、“感情と勘定(パッションとシステム)”を以って、様々な業界の「ホスピタリティ革命」のお手伝いをさせて頂きたいと願っております。
代表取締役社長 窪山哲雄
